国立ライブは可能か
YouTubeで8年前の国立競技場のライブが解禁されました。
まるで江戸時代に起こった事の様に遠い
そしてもうこの令和の時代には開催されないのではないかという
なんとも言えない気持ちで見ています。
それもそう。
夏には収束しているであろうと予測されている現在の状況。
・・・夏。
この数年、毎年何処かが悲惨な天災を受けています。
その際に避難所という場所に集まらなければなりません。
3密の場所です。
衛生的にも疑問視される場所です。
収束しかけてもまた終わらない戦いが始まるのがこの日本。
決定的なワクチンが実用化されるまでこの状況が続くと言われているのは
日本のこの特殊な天候のせいだとも言われています。
秋には最後のドームツアーも囁かれていました。
国立も合わせてそれまでに今まで支えていたイベント会社や
舞台を作るあらゆる会社が生き残っているのか。
それも問題です。
少なくとも私の知っているイベント会社の人間は2ヶ月の
無職に危機感を覚え、皆転職しています。
この舞台を支えるスタッフは事務所だけではありません。
数千の人間で構成されているのです。
グッズを制作しているのはほぼ中国です。
今、全員がイベントから離脱しそれぞれの国難の為に戦っています。
リハーサルはできるのでしょうか。
舞台を制作する予算はどこから排出するのでしょうか。
そもそも舞台を作る人たちはこの業界に生き残っているのでしょうか。
嵐のスケジュール、事務所だけで済む問題ではありません。
それを危惧しているのです。